「ロトムV」不採用型『ドラパルトexデッキ』の紹介
皆さんこんばんは。ポケカ神殿のKeiです。
今回は、よく採用されている「ロトムV」をあえて採用しない、『ドラパルトexデッキ』を紹介していきたいと思います。
デッキの内容はこちらになります。
コンセプト
このデッキは序盤に「クレッフィ」を出して『悪リザ』や『ロスト軸』の動きを妨害しながら、ゆっくりと自分の盤面を整えていくということをコンセプトとしています。そのため、「クレッフィ」で止まってしまう「ロトムV」を採用していません。
バトル場に「クレッフィ」を出すために「緊急ボード」を使用したいため、「緊急ボード」を2枚採用としており素引きでも引きやすいようにしています。
「緊急ボード」が2枚採用となっているため、終盤に”ポケモンをバトル場に縛られ無いよう”にしています。『ドラパルトexデッキ』は特にエネルギー管理が難しく、バトル場にポケモンが縛られると、逃げれなくなる可能性があるためこの「緊急ボード」2枚採用は有効だと思っています。
『ロトム』の他にも、『キチキギス』や『ネオラント』等の特性も止まってしまうので、注意が必要!
デッキの回し方
【デッキの基本的な回し方】
先ほどのコンセプトにも書いた通り序盤は「クレッフィ」で相手の初動の動きを鈍くさせつつベンチに「ドラメシア」ラインを育てていきます。
1〜3ターン目の理想の動き
1ターン目:バトル場に「クレッフィ」を出すことを優先し、ベンチには「ポッポ」+「ドラメシア」を展開することを優先します。「緊急ボード」が無くてもエネを付けて逃げ、徹底的にバトル場に「クレッフィ」を出し相手を妨害します。相手は、初動を「ペパー」や何かしらグッズで回すか「ボスの指令」を使用し、無理に初動で動こうとします。「ボスの指令」は使用されても、相手のリソースを消耗させているので終盤に有利になる場合があります。
2ターン目:「ペパー」を使用もしくは自引きから「エヴォリューション」・「なかよしポフィン」を使用しベンチに置いた「ドラメシア」を「ドロンチ」に進化させることが目標です。手札に「ピジョットex」がいる場合は積極的に進化させていきます。また、この時ですがもし”ファントムダイブ”が打てるのなら、「ピジョットex」ではなく”ファントムダイブ”を優先しましょう。”ジェットヘッド”しか打てない場合は、”相手のバトル場ポケモンを倒せる”のであれば狙っても良いですが、倒せないのなら無理をせず「ピジョットex」を育てます。
3ターン目:ベンチが「ドロンチ」に育てれている場合はこのターンで”ファントムダイブ”を打つことを目標に動いていきます。この時の盤面がバトル場「クレッフィ」ベンチに「ドロンチ」2体+「ポッポ」がいれば体感7,8割の確率で”ファントムダイブ”を打つことが可能です。必要な手札は「緊急ボード」「ドラパルトex」「きらめく結晶」「エネルギー」の4枚です。要求が4枚あるのは難しいと感じてしまいますが、ドロー+”偵察指令”2回で山札の5枚が確認でき、「ペパー」を引ければ「きらめく結晶」や「エネルギー」を拾って来れますし、ここまでで2ターン経っているのでこの3ターン目に繋げるために手札に必要なカードを残しておくことも可能です。そのため、割と3ターン目”ファントムダイブ”が決まりやすいです。
『かがやくフーディン』(不利)スタートの対処
このデッキで特に不利なスタートが考えられるのは、「かがやくフーディン」でスタートすることです。この不利スタートとなってしまった場合の対処を考えていきます。
・エネルギーはどんどん付けていけ!
私が考えている対処法は、エネルギーを出し惜しみせずにどんどん付けていくというものです。もちろん、「ポケモンいれかえ」を採用しているデッキのためそれで入れ替えていくのも良いですが、それだと、終盤にポケモンが縛られた時にすぐ攻撃に転じることができずに敗北してしまう可能性が高いと思っています。「かがやくフーディン」は大事な要素を持つポケモンですが、倒されても「夜のタンカ」や「すごいつりざお」で拾って来れますし、サイドが取られるのは1枚だけです。また、ワザの”マインドルーラー”はエネ2つで打つことができ、”相手の手札の枚数×20ダメージ”でダメージ量が決まるため、案外100点以上の打点が出せる場合があります。また、付けたエネルギーに関しても「すごいつりざお」で拾ってこれます。これを考慮し「すごいつりざお」は2枚採用としています。
・ライコポン対面の場合は「ポケモンいれかえ」を使え!
ただし、相手が『ライコポンデッキ』の場合は、「ポケモンいれかえ」を使用してすぐ逃げて可能なら「クレッフィ」に交代しましょう。その理由としては、相手のサイドを「オーガポン」「オーガポン」+αを倒して取っていきたいからです。「オーガポン」はHPが210と”ファントムダイブ”の200点では倒せません。そのため、”ペインスプーン”を使用してダメかんを移動してから”ファントムダイブ”で倒していくのが理想だと考えます。そのためにも「かがやくフーディン」は必須で、倒されてしまうと「夜のタンカ」や「すごいつりざお」+「ネストボール」などのリソースを使用しなければなりません。そうなると終盤のエネルギーが足りなくなったりする可能性があり、敗北の素因となってしまいます。なので、『ライコポン』が相手の場合は「ポケモンいれかえ」で積極的に逃げましょう。
最後に
「ロトムV」不採用型の『ドラパルトexデッキ』は、いかに最初に妨害できるかが鍵となっています。刺さる相手(ライコポンやロスト)にはとても刺さり、相手は動けない状態を保ちつつ”ファントムダイブ”の準備を進めることができます。このデッキも決まると非常に嬉しいです。ぜひ試しに作ってみてはいかがでしょうか。回し方やさらに改善する点があればぜひコメントや私が運営している『X』にDMを送ってください!最後にこのデッキのデッキコードを記載して終わりたいと思います。それでは皆さん、良いポケカライフを!!!
・デッキコード yyMp2E-ghH1K2-ypSUMX
あくまで個人的なデッキ解説なので、参考程度に見ていただければ幸いです!